【単艦考察】 高速+ダブル迫撃砲五十鈴改二
アーケードの五十鈴改二の爆雷投下モーション好き
通常海域で色々と試していることもあるので、今回から何隻かの単艦考察を書いていこうと思う。
第一弾は五十鈴改二。
装備構成
迫撃砲 集中配備*2+缶+タービン
非常に尖った構成となっているものの、現在通常海域において、4-5の高速+ルートにて使用している。
迫撃砲 集中配備についてはこちらも参照。比較的作成コストは安い。ただし2つ作るのにはやや数が必要となってくる。
主な役割
先程4-5で使用していると言ったように速度「高速+」かつ先制対潜かつ対地火力確保の3つの役割を同時にこなすことを目的としている。
高速+統一によるルート制御というのは通常海域でもイベント海域でも既に複数実装済であり、そこに対潜が絡むことも珍しくはないが*1、そこに加えて対地要素まで詰め込んだ欲張り構成。
差別化要素
この構成を見た時にまず思うのが「4スロ軽巡の方が向いているのでは」ということ。
実際先制対潜さえ満たせるのであれば、ソナー+迫撃砲 集中配備*2+缶+タービンにすれば対潜火力も上がるので非常に強い。
軽巡ではないが、例えば上の記事で使っているタシュケントと比べると、ソナーを積んでいる分対潜火力は向上しており、かつ対地火力は五十鈴改二と同等以上という性能となる。ついでに最速になる
ただ、今回の五十鈴改二の最大の長所は「改二改装して補強増設を施せばすぐ使える」ことである。
無条件先制対潜という五十鈴改二の持ち味は、言い方を変えると「先制対潜にソナーを必要としない」ということであり、本来なら必要となるソナーの装備枠を自由に使えるということでもある。
また、仮にソナーを載せたとしても対潜値100というハードルは高く、4スロット軽巡は漏れなくカッコカリが必要となってくる。*2
今回の五十鈴改二ではカッコカリどころかレベル50から即使用できる。同条件の軽巡として龍田改二がいるが、こちらは改装までにレベル80までかかるため、やや時間を要する。また、火力は五十鈴改二の方が高いため、対地火力としての優位性もある。*3
気になる対地火力については、同行戦なら昼キャップに到達している*4ので、上のように出る時は3桁ダメージが出る。
ただし対地装備としてはWGや噴進砲などの上位装備が存在するので注意が必要。昼戦ではキャップによってあまり差が出ないものの、夜戦でのダメージに大きく差が出てくる。
よく五十鈴改二は初心者にとって便利ということを耳にするが、レベル50での改二、設計図不要、無条件先制対潜という「使いやすさ」は艦娘にとって大きな長所と言える。
今回の装備構成はかなり限定的な海域条件での運用とはなっているものの、その分使用する際のハードルは低く、誰でも再現可能である。(もちろん装備や増設は準備する必要はあるが)
五十鈴改二に限らず、無条件先制対潜と迫撃砲集中配備の組み合わせにはそれなりに可能性を感じるので興味があれば是非使って欲しい。